皮べん法(保険治療)
皮弁法とはわきが手術時にワキに5cm程度の切開を入れ、目で見ながらでアポクリン腺を除去する手術方法です。(皮弁法は、反転せんじょ法や直視下摘除法など色々な呼び名があります。)
肉眼では確認できないアポクリン腺を手探りで除去していくので、医師の技術力が問われる手術方法です。
術後は絶対安静となっており、入院を要する病院も少なくありません。
その間は日常生活に制限が出てきますので介助が必要になります。
術後も、脇を閉めた状態でわきとガーゼを皮膚に直接縫い付けて固定した状態になり、1週間は腕をあげたり、重いものを持ち上げたりする動作はできません。
夏休みや冬休みなど、学校の長期のお休みをうまく取り入れて手術時期をお選びください。
わきの毛はほぼなくなりますが、半年~1年は脇の下が黒くなります(術の血が固まったためなので、青たんをイメージしてください)
保険適用で両脇5万円前後となっております(病院によって事なりますので、保険適用のクリニックへ直接お問い合わせください)。
皮べん法の治療症例
他院で受けられた皮べん法の症例写真です。手術後は傷跡と色素沈着が目立っています。
手術後の状態
切開口が大きいため、術後の生活がも洋服の着替えやトイレが大変で、誰かがいなければとても一人では生活できません。アメフト選手のような固定になるため、お母さんやお父さんの介助が必要です。
クワドラカット法ではアメフト選手のようないかり肩の圧迫固定はせずに洋服も着用可能です。
●皮べん法(保険適用)の固定
●クワドラカット法(自費診療)のテープ固定
- 明日からできる匂い対策
★=わきがの臭いを断つ効果の度合い
★が多いほど効果が高いです。